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食費の節約は平均を知ることから|家計調査2025年の目安と考え方

食費の平均は月いくら?総務省の家計調査(2025年)では二人以上の世帯で月94,895円。公的データを目安に、買い物の回数やまとめ買い、お得な日の使い方など、根拠のある食費節約の考え方をやさしく解説します。

情報の確認日:2026年10月28日(条件は変わることがあります。参加前に公式ページで確認してください)

総務省の家計調査によると、2025年の二人以上の世帯の食費(食料)は、1か月平均94,895円でした。一人暮らし(単身世帯)では49,321円です。食費の節約は、まず「わが家の今の食費」をこの平均と比べるところから始めると、どこを見直すか決めやすくなります。この記事では、公的データを目安にしながら、根拠のある節約の考え方を紹介します。

食費の平均はいくら?(家計調査 2025年)

総務省統計局の「家計調査年報(家計収支編)2025年」の結果です。数字はいずれも1世帯あたり1か月の平均です。

  • 二人以上の世帯:食料 94,895円(消費支出 314,001円)
  • 単身世帯:食料 49,321円(消費支出 173,042円)
  • 総世帯(二人以上と単身を合わせたもの):食料 77,394円(消費支出 259,880円)

二人以上の世帯の平均人数は2.87人です。単純に人数で割ると、1人あたり月3万3千円ほどになります(あくまで目安の計算です)。

食費は前の年より増えている

二人以上の世帯の食料は、前の年と比べて名目で5.5%増えました。名目とは、実際に支払った金額のことです。一方、物価の上がり分を差し引いた「実質」では1.2%減っています。つまり、食べる量や品数はやや減らしているのに、値上がりで支払いは増えているという状態です。

消費支出に占める食費の割合(エンゲル係数)は28.6%で、前の年より0.3ポイント上がりました。

外食はどのくらい?

二人以上の世帯の外食は、1か月平均16,563円でした。食料94,895円のうち、およそ6分の1が外食という計算になります。外食も食費の一部なので、「自炊の食材費」だけでなく外食を含めて比べるのがポイントです。

世帯人数別の平均を見るには

家計調査には、二人以上の世帯を「2人・3人・4人・5人・6人以上」に分けた表(世帯人員別1世帯当たり1か月間の収入と支出)もあります。人数別の目安を知りたいときは、e-Stat(政府統計の総合窓口)で家計調査 年報 2025年の「表番号4」を確認してください。

平均と比べるときの注意

平均は便利な目安ですが、そのまま「わが家の目標」にするのはおすすめしません。

  • 子どもの年齢で変わる 同じ4人家族でも、乳幼児と高校生では食べる量が大きく違います
  • 住む地域で変わる 食品の値段は地域によって差があります
  • 外食・中食の比率で変わる お弁当やお惣菜をよく買う家庭は、食料の金額が高めに出ます

まずは1〜2か月、レシートやアプリで食費を記録して、平均と比べてみましょう。「平均より高い・低い」よりも、何にいくら使っているかを知ることが節約の出発点です。

根拠のある節約の考え方

ここからは、データや制度の仕組みから考えられる節約のポイントです。どれも「やればいくら浮く」と言い切れるものではないので、家庭に合うものから試してください。

1. 買い物の回数を決める

買い物に行く回数が多いほど、予定外のものを手に取る機会も増えます。「週2回」など回数を決め、行く前に冷蔵庫の中を確認してから買い物リストを作ると、ムダ買いを減らしやすくなります。

2. まとめ買いは「使い切れる量」まで

まとめ買いは、買い物の回数を減らせるのが利点です。ただし、使い切れずに捨てると、かえって損になります。

  • 肉や魚は小分けにして冷凍する
  • 野菜は傷みやすいものから先に使う献立にする
  • 1週間分の献立をざっくり決めてから買う

「安いから多めに」ではなく、「使い切れるから多めに」で判断しましょう。

3. 外食は「回数」で管理する

外食は1回あたりの金額が大きくなりがちです。「月◯回まで」と回数で決めると、我慢しすぎずに管理できます。家族で話し合って決めておくと続けやすくなります。

4. お得な日を「計画した買い物」にだけ使う

スーパーのポイント◯倍デーや、ネット通販のセールは、もともと買う予定のものを買う日に使うのが基本です。お得な日に合わせて、日用品やお米、調味料など日持ちするものを買うと、無理なく出費を抑えられます。

おトクの日では、スーパーやネット通販のお得な日・セールのカレンダーを別の記事でまとめています。お得な日の一覧は、本サイトのセール・お得な日の記事もあわせてご覧ください。

5. 制度やアプリも選択肢に

食費そのものを減らす方法のほかに、制度やアプリを使って家計全体の負担を軽くする方法もあります。

  • ふるさと納税 お米や肉などの食品を返礼品に選ぶ家庭もあります。2025年10月からポイントのルールが変わっているので、本サイトの解説記事で確認してから利用しましょう
  • ポイ活アプリ・買い物アプリ 使い方によっては、日々の買い物でポイントがたまります。ただし、アプリを使うために余計な買い物をしないことが大切です

6. 献立は「定番」を持つ

毎日違う献立を考えると、食材の種類が増えて使い残しも出やすくなります。家族が好きで、安定して手に入る食材で作れる「定番メニュー」をいくつか持っておくと、買い物も献立づくりもラクになります。

やりすぎない節約のために

食費は、家族の健康や毎日の楽しみにもつながる支出です。削りすぎて栄養が偏ったり、ストレスがたまったりしては続きません。

  • 目標は「先月より少し下げる」くらいから始める
  • 削るのは「捨てている分」「なんとなく買っている分」から
  • 家族の好きなものは残す

まとめ

  • 2025年の家計調査では、二人以上の世帯の食費は月平均94,895円、単身世帯は49,321円でした
  • 前の年より支払いは増えていますが、実質では減っており、値上がりの影響が大きいことがわかります
  • 平均は目安にとどめ、まずはわが家の食費の中身を記録して把握しましょう
  • 買い物の回数、まとめ買いの量、外食の回数を決めることが、根拠のある節約の基本です
  • お得な日やふるさと納税、アプリは、計画した買い物にだけ使うのがコツです

データは2026年10月28日時点で確認した、総務省統計局の家計調査(2025年平均)をもとにしています。

参考にした公式情報

  1. 総務省統計局 2025年(令和7年)家計の概要(家計調査年報 家計収支編)(2026年10月28日確認)
  2. 総務省統計局 家計調査報告 2025年平均 概況(2026年10月28日確認)
  3. 総務省統計局 家計調査年報(家計収支編)2025年(2026年10月28日確認)
  4. e-Stat 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 年報 2025年(表番号4 世帯人員別)(2026年10月28日確認)